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V系名盤7枚が示すV系音楽の歴史

 眠い時でも脳の回転120%!寝言で返事をするくらいの気合だぜ!

 V系音楽に関する持論を展開する場所がなかなか見つからず、結局ここでだらだらと書く事にしました。NANAです!

 そいでは、さっそく……。
 僕はV系音楽の歴史は「輸入による拡張」だと思っている。その昔、HR/HMに憧れた人達が真似したところから始まって、そこに見た目の要素がくわわって。
 当然V系なので、見た目の衝撃も常に追求されていたのですが、同時に音楽的な追求もしていた。そこに「拡張」という言葉はぴったり合う。
 そもそもV系というのは、音楽ジャンルではなかったが、それぞれのバンドが自分達の格好に見合った音楽性+世界を表現したいと組み上げたりでっちあげたりしていった。
 その過程で、自分がV系という表現方法と向き合った時に使いたい別のジャンルの要素をV系に「輸入」してきていた。日本の伝統芸能、歌舞伎から引っ張って来てみるとか。
 そんなわけで、今回はV系を拡張していった歴史を語る上でキーワードとなっていると思われる名盤を紹介してみたいと思う。

まずは1枚目、初期衝動と若さと技術と時代を牽引する力を持っていた!

LUNA SEALUNA SEA
(2000/09/13)
LUNA SEA

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 そうです。この、RYUICHIの髪の毛のあたりに「ス~」って書いてある奴です。DVDつきが出てるみたいです。そっちを貼れよって気もするんだけども、旧バージョンの方をamazonから引っ張り出してみた。でも年代で見ると、これは既に再販だろうな。

 どれも好きな曲ばかりで、ハズレなし。LUNA SEAの初期って、No synthesizerとか書いてあったりして、生演奏にこだわってたのかなと。「今は狂って痛い」とか、歌詞の世界も何やらダジャレ的な技法も交えつつで、僕は結構好きだった。
 この頃のRYUICHIの歌い方も好き。今の河村隆一とは全く違うけれど、これはこれでアリ。もちろん今の歌い方もアリなんですがね。しかも年々深くなってる気がする。
 このアルバムは本気で勢いとやる気が詰まってるなぁ。1曲1曲のギターやベース、ドラムにもこだわりが見え隠れする。PRECIOUS...のピロピロ感とか。

 とりあえず、この1枚からV系に入っていくのが、僕としてはお勧め。もちろん他でもいいんだけど。このLUNA SEAを基準値として、V系という音楽ジャンルのようで音楽ジャンルでなかったジャンルが、きっちり音楽性を獲得していく歴史を見ていきたい。

2枚目は、V系の発声を拡張した黒夢

生きていた中絶児生きていた中絶児
(1994/12/01)
黒夢

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 黒夢以前のV系って、声がかなりまっすぐなんです。HR/HMからの流れだったのでしょうがないのかな。
 でも、現在のV系でも主流の歌い方って、清春が作っているわけで。前に黒夢について書いた時にも書いたんだけど、渋谷パンクとかいう方向に行った清春は最近、黒夢な方向に帰ってきてると思うので嬉しい限り。
 生きていた中絶児は、ハードで重い曲ばっかりで、ほとんど一般ウケはしない感じなんですが、清春がヴォーカルで、いかにもV系らしい歌い方を使っているので、V系の歴史的に名盤でしょう。
 黒夢以前のバンドで、絡んでくるようなヴォーカルやシャウトを使っているバンドってないと思うんで(あ、GASTUNKがいるな。でもあれはV系に分類されてない気がするな)おそらくGASTUNKから清春が輸入してきたんでしょう。

 こうして、V系は、音楽ジャンルとして成立してもおかしくない歌唱法を1つ手に入れます。

3枚目!V系と言うと異論やお怒りになる人もいるけれど……名盤だから許して!

TrueTrue
(1996/12/12)
L’Arc~en~Ciel

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 そうです。まだドラムがsakuraだった頃のL'Arc-en-Cielです。
 L'Arc-en-Cielは、おそらく他にもV系に様々な要素を拡張した立役者の中に入れたい。前にどっかで日本のビートルズ的な書かれ方してて、それはさすがに言い過ぎとは思ったけど。
 XやらV2やらが既にピアノやストリングスを使ってはいたけれど、クラシック畑のYOSHIKIだったので、使い方がだいぶクラシカル。
 L'Arc-en-CielのTrueでは、ピアノの使い方はどちらかというとダンス系のノリとかが入っていたりもするし、Lies and Truthでのストリングスの使い方も、ちょっとクラシック的とは言い難い。
 the Fourth Avenue Cafeではホーンセクションがいたり。V系ではHR/HMを基調としなければいけないというルールをぶちこわしたと言える。これだけポップな要素を入れても良いって音楽的に拡張したのは、L'Arc-en-Cielだろう。
 もちろん、他のバンドの方が早かった部分もあるかもしれないけれど、広めたのは、このTrueじゃなかろうか。
 あと、風に消えないでが収録されてるのも、Trueでして、正直、風に消えないでのメロを利用してる曲がこの後、多発している気がするんです。影響力の高いメロディだったんだろうなぁ。
 そんなわけで、V系はポップを吸収したわけです。僕はflowerとかRound and Roundあたりが好きです。

続いて4枚目!V系にゴシックを強く結びつけたMANA様!

Merveilles(メルヴェイユ)Merveilles(メルヴェイユ)
(1998/03/18)
MALICE MIZER

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 ああ、なんかamazonの商品写真がおかしいんだけども……。まあ、それはともかく。
 MALICE MIZER以前にはゴシックらしさをしっかりと表現したバンドっていなかった。
 このアルバムは本当に聴きまくったなぁ。Gacktとハモれるようになる程。
 Merveillesを聴いた頃は、今以上に生演奏主義みたいな物が自分の中にあったので、ILLUMINATI以外は全部好きだった。まあ、Merveillesで僕に衝撃を与えたMANA様は、さらに数年後、Moi dix Moisでまたも僕にショックを与える凄まじい存在。MANA様はやっぱり凄い。
 au revoirとか、Ju te veuxとか、清春的に言わせるとラ行系のバンドがやたら好む感じで使っていたヨーロッパ圏の外国語を、MALICE MIZERだけは「かっこいいから使ってみました、えへえへ」ではなくて、本当にその言葉を心から理解して使っていたように思えた。

 そんなわけで、V系はゴシックをも獲得したわけです。

5枚目は6枚目とセットで……2つの王道の誕生

MACABREMACABRE
(2000/09/20)
Dir en grey

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FINALEFINALE
(1999/07/07)
PIERROT

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 僕の中では、あんまり対比させるバンドではないんだけれど、出てきた時期的に同じなのでよく比べられていたバンドですね。Dir en greyとPierrot。初期といえば初期だけど、どっちもメジャー行ってからのアルバムです。
 Dir en greyの1stであるGAUZEは、これまた名盤ではあるんですが、ちょっとデジタル臭さが僕の中で許せなくて、それを上手く消化してるのはMACABREだと思うんです。その後もDir en greyはヤバいバンドなので何度も変身しながら人を魅了し続けていくんで、どれが名盤とか決めるのが嫌なくらいのバンドなんです。個人的には嫌いな時期もありますが……。
 Pierrotの方は、正直言って初期だけ好き。どんどんポップ路線に走っていったので……。でも、それはそれで1つの王道だったようにも感じられるので、バンドの流れとしては悪くはないのかなと。Pierrotで続けて欲しいと今でも願っているんですが、復活しないだろうなぁ……。
 Dir en greyもPierrotも、王道を作ったバンドでしょう。Dir en greyはヘヴィな雰囲気でもって、黒夢譲りのヴォーカルで、その他今までのいいとこどりしたような。それだけだとパクリと言われてしまうのだけれど、Dir en greyは自分のスタイルになってると思わせてしまう力を持っていた。Dir en grey以前だと、Merry Go Roundあたりがスタイル的には近かったんだけれど、まさかこんな地下でしか流行りそうもない音楽が、メジャーで暴れるなんて思いも寄らなかった。結局、自分達が一番の王道を作ってしまった。
 Pierrotは、既存の王道的な物を取り入れて、Pierrot自身が持っていた奇妙な雰囲気も混ざって、ねじれた感じのポップなバンドになった。唯一無二な楽曲で多くのピエラーを生んだだろう。
 Pierrotは3枚目のアルバムくらいまではよく聴いていたのだが、初期の奇妙な音の使い方が失われる事なく、ポップな要素をちりばめた事で、どこか壊れた明るさを持っていた。Pierrotのようなメジャー進行要素を持つバンドっていないなぁ。

 Dir en greyは、V系を束ねた集大成による王道を組み上げた。
 Pierrotは、独自の楽曲世界にポップさを絡める方向として大きな波を作った。マイナー進行だけがV系ではないと、ルールを取り払った。

 7枚目……。V系はどこまで浸食出来るか

葬ラ謳葬ラ謳
(2002/10/18)
ムック

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 続いてはムック。ムックは既存のV系バンドとは全く音楽性が違う。正直、もうちょっと時代が違っていたらV系に入る事もなく有名になっていったはずだ。
 でも、ムックはみんなV系マニアだろうから、それはムックとしては嬉しくないんだろうな。
 ムックが拡張したのは、V系でフォークや歌謡曲をやってもいい、という大胆な輸入拡張だった。当時、ネオ昭和歌謡なんていうのも出てきていたので、ムックはその辺の要素をV系に入れてしまった。
 ムックがフォーク、歌謡曲を取り入れたのを、さらに爆発させたのがシドの憐哀でしょう。
 当時、ネオ昭和歌謡にハマっていたので、V系でやってもいいのか!とショックはかなり大きかった。



 というわけで、V系は拡張されていった音楽ジャンルだという風に僕は解釈しております。おい、KISAKIが入ってないぞとか、YUKIYAはどうしたとか、雅-miyavi-なしとか信じられないとか、歴史を語る上では重要な人が出てないような感じですが、今回は楽曲という面に絞り込んで、ついでに7枚だけしか紹介しないという事でこのような具合になりました。
 確かに、雅-miyavi-は、ギターは別にエレキじゃなくてもいいんじゃないの?っていうV系拡張の歴史に貢献しているとは思います(でも正直、あんまり知らない)
 あと、すぐに思いつくところだとKagrra,が和風を前面に押し出してみてもV系として成立するとか。その辺も拡張された要素ですね。

 色々な物を取り込んでいるV系という分野ですが、次は何を取り入れて進化するのか、楽しみですね。

 もっともっと長い歴史になっていければ、爺さんになってもV系出来るか?という大きな壁が待っているので、それを打ち破るバンドの登場を僕は期待しています。

 最近で、最もV系の歴史を拡張したバンドは、ゴールデンボンバーだと思う。
 演奏してなくてもV系だろ?とか、歌詞は無理矢理、世界観とかでっちあげなくてもV系出来るんだぜってメッセージが入っている感じがしてるので。V系のメロを使っても、歌詞は耽美じゃなくっても良かった。そもそも演奏してるフリでも良かった。そんな感じ。

トラウマキャバ嬢/元カレ殺ストラウマキャバ嬢/元カレ殺ス
(2008/08/01)
ゴールデンボンバー

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 amazonのリンクはあるけど、これって今でも売ってるのか……?
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テーマ : 音楽的ひとりごと
ジャンル : 音楽

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